昔、70歳を超えた年寄りは捨てるというきまりがある国で、ある心優しい男がきまりに従わず、老いた父親をかくまっていました。
ある日、その国が隣の国から攻め滅ぼされる危機が訪れます。王様を始め国中の人が頭を悩ます中、かくまっていた父親の知恵によって国が危機から救われたのです。「役立つ」とはどんな意味なのか考えさせられるお話です。
初代園長 藤井祐真がこの有明の地にまいりましたのは昭和2年でありました。
まず、この土地の子ども達がすばらしい子どもに成長することがみんなの幸せにつながるのだと、翌年小さなオルガンを買い求め、手製のブランコ、ハコグルマで託児所を始めました。
それから、80数年の歳月が過ぎました。初代園長が灯してくれた小さなちいさな灯は、今日の西光こども園に成長いたしました。
ここまで成長させていただいた志布志の地に少しでも恩返しをと思い、この地域の未来を育てることができればと願っています。
どうぞ今後とも西光こども園を宜しくお願い致します。